人間なんだから落ち込むことはありますな。
傷つくこともあります。
会社をやっていたら、そりゃもういろいろと悩んだり落ち込んだりします。
もしそういうことがないとしたら、よほど運がいいのだろうと思います。
掛売りの商売というのは、「お客様に対する信用」を買うという側面もあります。
お客様が、自社のサービスや商品を買ってくれるのと同時に、
「お客様が来月必ず支払う」という信頼にたいして、商品やサービスを投資する、
という考え方を自分はしています。
ですから価格設定についても、信用に対するリスクプレミアムの部分があります。
「信用を裏切られる」とっても大きいリスクがお客さんの倒産や夜逃げになります。
取引先の倒産リスクって何パーセントくらいなのか調べるのですが、イマイチわかりません。
与信枠とか信用リスクという言い方をしますが、年商の何パーセントくらいなら大丈夫だろうと、経営者が決めることができます。
たとえば、年商が10億円くらいあって、1%にあたる1000万円の焦げ付き(回収不能)でも、財務に影響があるなら(連鎖倒産)、もっとっ減らさないといけないだろうし、
年商が1億くらいあって、1000万円の焦げ付きがあっても、利益率がバリバリに良いので、ぜんぜん倒産しませんよ、というなら、それでもいいと思います。
結局は、どのくらい儲けがあって、損失が出ても吸収できる体質であれば、焦げ付きが出ても大丈夫なわけです。
会社が儲かっていてちょっとやそっとでは倒産しなければ与信枠を大きく取れますし、
ちょっと躓いただけで倒産しそうなら与信枠はほとんど取れません。
うーむ、儲かっていると、「与信枠が大きく取れる」=「でかい器の会社」になれるわけですな。
そんなわけで、落ち込んでいる暇があったら落ち込む必要がないくらい器のでかい会社にならんといかんなぁと思うわけです。
まぁ、仕入先とか取引先とかお客さんとかが倒産すると、落ち込みますけどね。
自分の会社は倒産しなくてラッキー、ついてる!ぐらいの気持ちでがんばっていきましょう。
業種 排水管・継手製造
所在地 神戸市西区北別府4-15-10
設立 昭和44年8月
創業 昭和33年7月
従業員 250名
代表者 落 孝太郎
資本金 2億5,000万円
年商 (21/3)期売上高29億円
負債総額 21億円内外
6月29日に神戸地裁明石支部へ破産手続開始を申し立てた。申立代理人には南川和茂法律事務所の南川 和茂弁護士(大阪市北区西天満4-1-15 西天満内藤ビル4階、TEL 06-6365-0400)と浦田功法律事務所の浦田 功弁護士(大阪市北区西天満4-1-20 リー・プラザ9階902、TEL 06-6363-8291)の両名が担当している。弁護士によると「本日朝、破産手続開始を申し立てたばかりで、破産管財人等は現在決定していない」と聞かれる。
当社は昭和32年10月に神戸樹脂工業として創業。同44年8月に法人化した管材メーカーで、塩ビ継手や耐火セラミック継手などを主体に製造。本社を拠点に、東京・札幌・仙台・名古屋・富山・広島・福岡に出先機関を設置し、全国規模の営業網を確立していた。
しかし、同業他社との受注競争やここ数年の原材料価格の不安定さから低調な収益性を強いられ、当社の得意としていた紹介による受注も近時は激減、安値販売により採算を悪化させる結果となり、前期21年3月期は売り上げこそ29億円を確保するが、当期損益は▲1億円の赤字に転落、さらに今年5月に入り一部取引先が条件面から取引抑制する動きも出始め仕入面でも苦慮するなど一部業務にも支障が出始めていた。
そんな中、受注減少に加え仕入面でのコスト増と資金繰りを逼迫、過去からの本社工場等へ投資による借り入れ負債が重く圧し掛かり、先行き資金面のメドが立たなくなり今回の法的措置となった。
キビシいですな、